四万温泉の老舗旅館。6つの湯で温泉三昧 四万たむら

昔懐かし！？

ブーッ！という音に誘われて行くと！

香ばしい匂いが♪

お米の恵みですね☆

中之条町は、県内の作付面積割合としては低いのですが、食味検査では優秀なお米がたくさん出来る、土の良い産地です。

収穫の秋、今年も「美味しいお米コンクール」が開かれ、その審査員によばれて参加しました。

優劣つけ難い１０のご飯を試食して…

どれも美味しくて…

結局、自分の好みで選んでしまいましたが…

花とお米と。もちろん、温泉！の自然の恵み豊かな中之条町♪です。

早代

今年の四万温泉は、満天星、楓、蔦などなど、赤い紅葉が見事です。

天然の自然溢れる、たむらの森に建つ水涌館。

その建物沿いに育つ楓は、一本一本、照葉の色が違います。

今日は、違う角度からパチリ！

この深い紅色を眼下に見る。

そんなしあわせな客室が、水涌館にはあります。

早代

この秋、甘味の器を少しずつ新しくしました。

女性目線としては、お食事の最後の最後に少しでいいからホッコリしたい。

今月は、ちょっと可愛くリンゴリンゴになりました。

早代

今月のお食事は、今年最後の銀杏を炊き込んだご飯です。

もうひとつのプランが、この鯛茶漬け。

お刺身でも美味しい鯛の切り身を温かいご飯にのせ、薬味はお好みで。

そして熱々なお出汁をはって、お召し上がりください。

もちろん土瓶の中身も忘れずに。

２杯めは、細かく刻んだお漬け物をのせ、お出汁でサラサラ…もイケますね。

峯田のお出汁は、本当にしあわせな気持ちにさせてくれます。

早代

炊き合わせ  天蕪とキンキの旨煮です。

峯田のうんちくが冴えたのが、この天蕪。

旨い！甘い！柔らかい！

この一時しか出回らない。

柔らかいから、炊き上がりの頃合いが難しい！

などなど…

なにわ野菜の天王寺蕪を関東で栽培し始めたものが、天蕪と名付けられた。とか…      

ふたを開けたとき香りたつ柚子と、野菜餡の彩りをお楽しみくださいませ。

早代

今月は冬の代表料理のひとつ、鰤大根を源泉蒸しに仕立てました。

鮑茸は、軽く酒焼きして味付けしてあります。

そろそろ名残りの丸十とともに、たむらの源泉で熱々に蒸してお召し上がりください。

早代

走りの食材、牡蠣やタラバを葛打ちし、霙の吸い地をはりました。

雪交じりの雨に見立てたお椀の中に、雪見茸や金時人参、芽葱など。

明るい色めがのぞき、温かさが増します。

早代

１１月初め、立冬を迎えると暦の上では冬となります。

初冬の季語にもあるように、霜や時雨ごとに色が深まる冬の紅葉は、また格別の趣があるように思います。

今月の峯田のお料理は、冬の到来を感じる走りの食材を随所にもちいて楽しんでいただきながら、ゆく秋を惜しむ。

まさに、板雲丹もみじや朽ちた木の葉丸十で表した、冬紅葉のお料理をお楽しみくださいませ。

早代

先日、テレビの取材があり、私がご案内しながら立ち会いをしました。

甍の湯の撮影の合間。

男性の浴場は、なかなかゆっくり眺める機会がないので、キョロキョロ…

窓の外に広がる、新湯川沿いの紅葉が見事でした。

早代