賽陵館日記 BLOG
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料理長『峯田』のうんちくの記事一覧
竹の子饅頭まりも揚げ
投稿日: 2017年05月11日
山桜懐石、桐懐石のお客さまの強肴(油もの)にお献立した「竹の子饅頭まりも揚げ」です。
燕の巣に見立てた丸十の細切り揚げの中に、まりもに見立てた青海苔衣の竹の子饅頭を入れました。
名残りの食材、旬...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
源泉蒸籠蒸し
投稿日: 2017年05月10日
「源泉蒸籠蒸し」の季節の野菜の中に、今月は「しんとり菜」を入れました。
白菜と青梗菜の掛け合わせとか?しゃきしゃきして、でも柔らかく今が旬のお野菜です。
上州牛の旨味と一緒にお召し上がりください...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
鯛の兜煮
投稿日: 2017年05月09日
「鯛の兜煮」は、ご滞在のお役さまにも、リピーターさまにも好評のお料理です。
特に五月の端午の節句に因み、桐懐石に献立しました。
兜煮をうまく煮付けてお出しできる旅館は、なかなかありません。
別注...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
5月のお献立 端午のおもてなし
投稿日: 2017年05月06日
五月は「端午」
端午の節句をイメージしたお献立です。
鯛の兜煮をお出しできる宿は、そうそうないとか???
ぜひ、五月は、たむらの兜煮をご賞味にお出かけください。
(華会席・山桜懐石のお客様は、別...
作成者: tamura カテゴリー: お上段だより, 料理長『峯田』のうんちく
春水のおもてなし
投稿日: 2016年03月16日
暖冬と言われた今年の冬は、厳しい寒さが遅れてやって来ました。
三月の声を聞いても、春まだ遠き感がいたします。
今月の峯田のお料理も、春爛漫とはならず・・・
それでも〈春水〉しゅんすいと呼ばれる雪...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
名残のおもてなし
投稿日: 2015年09月14日
目にはさやかに見えねども・・・
秋の気配は、そこここに。
明け方の明るくなる時間が遅くなったり、日中の日差しが少し遠くに感じたり。
今月の峯田のお料理は、不老長寿を願う菊の節句に因み、菊花の〈酒...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
秋扇のおもてなし
投稿日: 2015年08月09日
立秋を過ぎれば、新涼の候・・・とご挨拶をしたいのですが、まだまだ暑さ真っ盛りの八月です。
古くは、涼しくなりついつい放りっぱなしになった扇子を〈秋扇 あきおうぎ〉と言ったそうですが、今は、四万でも...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
白南風のおもてなし
投稿日: 2015年07月11日
梅雨の始まりには、墨絵のように雨に霞んだ四万の山々も、七月の声とともに白く明るくなりました。
この頃に吹く風を〈白南風しらはえ〉と呼びますが、季節にも色の変化を感じる、昔人の感性に驚きます。
今...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
よひらのおもてなし
投稿日: 2015年06月11日
葩〈はな〉は花びらを意味し四葩〈よひら〉は四枚の花びらを持つ紫陽花をさすそうですが、それは額が変化したもので、丸く小さく咲くのが紫陽花の花というのは、ご存じのとおりです。
今月の峯田のお料理は、七...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく
青空のおもてなし
投稿日: 2015年05月07日
暦の上でも立夏をむかえ、青葉若葉が目に心地よい季節となりました。
青々とした山々を颯爽と吹き渡る風を意味する〈青嵐(あをあらし)は、たむらの森に吹く初夏の風を表わすにぴったりの季語だと思います。
...
作成者: tamura カテゴリー: 料理長『峯田』のうんちく