四万温泉の老舗旅館。6つの湯で温泉三昧 四万たむら

　今朝は久しぶりに、朝から良いお天気です。
台風の後の戻り梅雨とかで、四万も朝夕肌寒く、じめじめしていましたが・・・
今日はカラッと晴れて、暑くなりそうです。
そうなると、午後はかみなりと夕立かしら？
四万の夏！本番です。

さよ

田村坂を上り、入母屋造りの屋根がお出迎えする四万たむらの玄関に到着されると、
賽陵館と刻まれた看板や扁額が皆様のお目に留まると思います。

 江戸時代からの屋号のひとつです。　

 その意味は、ぜひ四万たむらにお越しになられ、スタッフにお尋ねください。
 由来の詩が刻まれた看板をご覧いただきながら、ご説明いたします。
そして実際にその意味を感じていただけたら幸いです。
                                                                                                    早代

カモがネギしょってやってくる！？
　畑で、お百姓さんが鍋にしようか、鋤にしようか、話をしているときに、
  カモがネギをくわえて飛んで来れば・・・
　鍋の材料が、いっぺんに手に入る。
おあつらえ向きに、うまい話が二重三重に入ってくる。と言うことで、ことわざがうまれました。

カモは七分通し！　
　鴨料理は七分通し。と言われるように、あまり火を入れすぎると美味しくない。
旨味が落ちてしまうので、煮込みすぎにご注意ください。

合鴨の産地としては、埼玉・宮城が有名です。
今月のたむらでは、埼玉産の合鴨を仕入れています。
鴨料理は、すき焼き・クワ焼き・治部煮などがありますが、ネギを添えるのが、
一番カモに合って美味しいです。

　余談ですが・・・　
お百姓さんが、鋤で焼いたのがすき焼き。　鍬で焼いたのがくわ焼きとか？？　

　６月にあった、リゾートやまどり試乗会の時も思ったのですが、
この列車は運転席がすっかり見えて、これから進んでいく線路の先も、
運転手さんの動作もじっくり観察できます。

鉄道好きでなくても、１号車の展望室は注目です。

全車両指定席なので、その列車に乗った人だけの特別の空間です。
キッズルームや車いすの方のための配慮もあり、ゆとりと工夫が感じられます。

などと、車内をうろうろしたり、お弁当を食べたりしているうちに、
２時間程の列車の旅も、あっという間に中之条駅到着。
　白い制服の駅長さんも、お出迎えしてくださいました。

さあ、ここから四万へ！
豊かな緑の森と、煙る湯けむりがお待ちしています。

さよ

リゾート草津は車内放送も、車内販売も特別です。
　
　車内の設備や内装の案内、
そして県境の川を越えると、群馬県の案内などの放送があります。
新前橋運輸区の車掌さん手づくりの「車掌のオススメ温泉＊観光」案内マップも戴けます。

車内では、この期間限定のグッズも販売しています。
群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」がかわいいので、チェックしてください。

また渋川駅を過ぎると、展望車両でボランティアガイドの方の吾妻線沿線案内が始まります。
車窓からの景色も、また少し違って見えてくるから不思議です。

さよ

　東京出張の帰りが土曜日になることがわかり、早速リゾート草津の切符を取りました。
　ＪＲがぐんまＤＣのために改良した、
新宿駅から長野原草津口駅までを走るリゾート列車です。

　その中でも憧れの２号車。　
何と言っても、１８席と和のミーティングルームのみの、ゆったりした車両です。

せっかくなので、全車両を見学。
ちょうどお昼時に走るので、車内は皆お弁当と飲み物のよい匂い。

また、「みんな大好き！鉄道スタンプラリー」の対象列車で、
スタンプ設置場所はちょっとした行列ができていました。
　モチロン私も並んでＧＥＴ！！
                                                                                                             さよ

 たむらの森は、新湯川と日向見川が合流し四万川となって流れ出す地点から始まります。
水のぶつかり合うところは、エネルギーを生み出すところと言われます。

 河原の湯への階段を下りて、川岸に少し座ったら、
体の内側から力が湧いて来るでしょうか・・・

そして、夏に向かってどんどんと勢いを増した木々たちを眺め、
蝉の鳴き声に耳を傾けてください。

夜は、河鹿の鳴き声に出会えるかもしれません。

さよ

はじめまして、四万たむらの若女将　田村早代でございます。

私の卒業した小学校は1年生から6年生まで、
絵日記・日記を書くことが課題の一つでした。
毎日何かないかな、何をしたかなと、題材に苦労した思い出ばかりが残っています。

この数年は若女将として四万でお客様と接し、
地元の方たちとの交流や四季を感じていくうちに、

今！皆様にお知らせしたい

と思うことが増えてきました。

四万たむらのHPも新しくなり、更に「旬」な四万たむらを発信したいと考え、
ブログを立ち上げることと致しました。

パソコン音痴の私を支えてくれる心強い味方のスタッフ達と共に、本日より
四万たむらのブログ「賽陵館日記」を始めます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

早代