四万温泉の老舗旅館。6つの湯で温泉三昧 四万たむら

いきなり私の足で失礼いたします。
毎年のことです。夏も盛りが過ぎるある朝、歯磨きをしながらふと足元を見降ろすと・・・
　白い線がくっきりと！
そうです！日焼けです！サンダルの跡がつくのです。
午前中の数時間、お客様のお見送りにお玄関先に立っているだけなのですが、
その夏の日々の積み重ねが、ある朝、ギョッ！？と、なるのです。
気づくと、そう言えば、腕も。もしかしたら顔も？？？
気を付けなければいけない年頃なのですが・・・・・
エッ？？もうオソイ…(~_~;)

さよ

　８月２０日から、中之条ビエンナーレが始まりました。
２年に一度、中之条町全体に若いアーティストの方たちの作品が飾られ、
町も活気にあふれます。
　　いくつか作品を鑑賞したので、初めのひとつとしてご紹介します。

　中之条駅の隣にある、通運倉庫の中にこの作品はあります。
Lotusは睡蓮ですが、 Ｌotus Ｌandは、桃源郷という意味になるそうです。
幻想的な空間に、どっぷりはまってきました。
桃源郷＝温泉！！！
この感じ方で、作家さんと盛り上がりました。

賽陵館＝桃源郷＋温泉＝四万たむらです。
謎解きは、ぜひ現地で！

さよ

料亭山桜のカウンターに置かれた、今月の食材（鯛・鱧・平貝・北寄貝）です。
お食事の用意や、飲み物出しの殺風景なカウンターに食材を置くことで、少し華が咲きました。

そして、これから召し上がるお料理に、この魚やお野菜がどう変化して出るのかを
楽しみにお部屋でお待ちいただけたら。と、毎日準備しています。

８月は、そろそろ鱧が盛りを過ぎる季節になりました。
身も固くなってくるので、かき身をたたいて真蒸にし、お椀にいたしました。
早松（走りの松茸。８月はこう呼ぶそうです。）もお出ししています。

夏の終わりを、五感で味わっていただけたら幸いです。

この夏、四万温泉では毎週水曜日と金曜日、
夜の温泉街をちょうちん片手に歩く、ガイドツアーを実施中です。

　都会では味わえない暗闇と、月明かり、星空。
満月近くは、風流に月明かりでのお散歩。
新月近くは、降るような星空が満喫できます。

　これは、体験した人にしかわからない、
自然の楽しみ方のひとつだと、いつも感じます。

　ぜひ四万温泉にいらして、一緒に夜空を味わってみませんか？
新湯地区は、四万グランドホテルから２０：００出発です。

さよ

 今日お客様に、「そのブラウス素敵ね。」と、褒めていただき、
うれしくなって記念撮影してしましました！
　このリバティ柄のブラウスは、大判のハンカチ３枚でできています。
以前洋裁を習っているときに、そのハンカチでスカートを作りました。
おそろいでブラウスも！と、夢を大きく！！途中で挫折・・・
本職の方に仕上げていただいた苦い経験も。
この暑い時期、透けないし涼しいし、洗濯機で洗えるし。とってもうれしい素材です。
洋裁の得意の方に、ぜひお勧めのアイテムです。

さよ

四万たむらでは、地元の方々との交流の一環として、
中学生の職業体験や、高校生の作ったお花の販売などに協力をしています。
今回は、４人の高校生のインターンシップを受け入れました。
３日間、たむらの玄関で、お客様のお出迎えお見送りの仕事に携わってもらいました。

いきなり大雨が降りだしたり、ご到着が集中したり、
お声掛けに気づいていただけなかったり、知らないことまで質問されたり、
焦ったり困ったりもあった日々と思います。
　
その中で、お客様をお迎えする、
おもてなしの心を感じてもらえていたらいいな。と思います。

暑い日が続く中、一生懸命動いてくれました。ありがとう。

さよ

今朝、例の百日紅の木に花が咲いているのを発見！
早速写真を撮りました。
素直にうれしく、長生きしてほしいと思います。
どこにある木か、たむらで探してくださいませ。

さよ

　先日、青山の和菓子屋さんに行ってみつけました。
涼しげな青楓と川のせせらぎが、四万の川を連想させました。
銘は、「谷川」となっていましたが、四万に持って帰れば、
その銘は「谷間の流れ」になりますね。
美味しいお煎茶でいただきました。

お濃茶を練っていただいたら至福の時・・・だったのですが・・・
お茶の先生ごめんなさい・・・

さよ

 今朝、たむらの駐車場で、秋一番（？）を発見しました。
早朝から、カナカナカナカナ。ミーンミンミン。ツクツクホーシツクツクホーシ。ジージージー・・・と、
すべての種類のセミの大合唱を聞いて、今日も良いお天気で、暑くなるなぁ・・・と、
などと思っていましたが。
駐車場のロープにとまった赤トンボを見て、少し涼しい風が吹いたような？？
　お盆を過ぎるこの時期の四万は、夏と秋が混在します。

さよ

中庭にある、ムラサキ色のいつものききょうの合間に、白桔梗が咲き始めました。
この時期は、手入れと草の伸びる勢いとの追いかけっこで、
なかなか行き届かない庭ですが、季節は確実に進んでいくことを実感できるところです。
　のうぜんかずらのオレンジ色の花も盛りです。
白い砂利の小道を、はきにくい庭下駄で歩いて季節を感じるのも、
四万の楽しみのひとつです。

さよ